洋上風力関連産業への県内企業の参入促進
五島市沖に続き、西海市江島沖も促進区域の指定に向けた手続きが進められています。
関連企業の市場が拡大する中、県内企業の洋上風力関連事業への参入促進について県としてどう取り組むのかをお尋ねしました。
▼産業労働部長
洋上風力関連産業は長崎県の基幹産業である造船業で培った技術力が人材が活躍できる分野です。
これまでも専用人材の育成や新規参入のための技術革新、技術開発に取り組んできました。
今後の県内での促進区域の指定に向けて国の指針の策定に従い、県内企業を最大限活用するように働きかけているところです。
そこで、県内企業の取引拡大につながるようにマッチングや設備投資等への支援に関わる予算案を提案しています。
▼中村の考え
今後、西海市沖での促進区域の指定が始まることからも、この経済効果を最大限に高めていくことが非常に重要となります。
先に事業決定した秋田県、千葉県の市場が獲得できるように県としてもバックアップをしていただきたいと思います。
地元で洋上風力のウィンドファームを形成していきたいですが、日本の規模が小さいためにハードルがあります。
今後は浮体式洋上風力を中心とした展開が予想されるので、浮体式の技術を高め、今後の長崎県内におけるウィンドファームの形成に期待したいと考えています。